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お知らせ

PMW-F55 Ver2.00へバージョンアップしました

2013/10/08

【変更点 (V1.22→V2.0)】リリースノート

1. ハイフレームレート(HFR)記録
XAVC 1920x1080pの場合、120FPSでのハイフレームレート記録が可能となり、最大5倍速(24p時)のスローモーション撮影が可能です。
またAXS-R5を用いたRAW記録時は120FPSの他に180FPS、240FPSを、イメージセンサーの撮像サイズ(画角)が変わることなく
2KRAWとして記録することが可能です。HFR撮影時、高周波帯域においてモアレが発生する場合があります。別売りのOptical
2K Filter “CBK-55F2K”を使用することによりモアレを解消することができます。純正4Kフィルターと本2Kフィルターの装着
状況はステータスボタンで確認することが可能です。

2. 120FPS時のXAVC HD、2K RAW同時記録
AXS-R5を用いて120FPS選択時はF55本体でXAVC HDとRAWの同時記録が可能です。

3. システム周波数 24.0pの対応
XAVCとRAWモードにおいて24.0pのシステム周波数に対応しました。

4. XAVC 2048 x 1080p への対応
F55/F5においてXAVC 2048 x 1080pに対応しました。対応しているシステム周波数はXAVC 1920 x 1080pと同じです。

5. レンズマウントアダプター“LA-FZB1/FZB2”に対応しました。
別売りのLA-FZB1/FZB2を使用することで2/3インチB4レンズをF55に装着することが可能です。また12ピンレンズケーブルを
接続することにより、レンズ情報をF55で読み込むとともに、レンズ側のレックトリガーやズームレバーの制御、RMコントローラー
からのアイリスコントロールが可能になります。

6. サブディスプレイでコントロールできる項目の大幅追加
サブディスプレイ左側のAU/TCボタンを押して、オーディオレベル・オーディオチャンネルセレクト・タイムコードセッティ
ングが直接可能になりました。またFILEボタンからALLファイル、シーンファイル、レンズファイルのロードが可能です。
既存のCAMERAボタンも拡張され、新たにCAMERA-2ページを追加。カラーバーのオン/オフ・オートホワイト・オートブラック・
SDIディスプレイのキャラクタオン/オフをコントロール可能です。

7.サブディスプレイの表示情報追加
オーディオレベルスケールを追加しました。またファイル名情報もTC表示の下に追加しました。スタンバイ時はネクストクリップ
情報、収録時は記録中のファイルネーム情報、再生時は再生中のクップネームを表示します。

8 サブディスプレイ上でEI値の変更とMLUTのオン/オフ切替が可能
CineEIモード時、EL値の変更(13ステップ)とMLUTのオン/オフ切替がサブディスプレイから可能です。

9. MLUTにP4( Preset 4)としてS-Log2を追加
CineEIモード時、MLUTにP4としてS-Log2を追加しました。即座にS-og2とその他プリセットに変更が可能です。

10. VF出力とSDI出力にWFM、ベクター、ヒストグラムを表示
VF出力とSDI出力にウェーブフォーム・ヒストグラム・ベクターを表示することが可能です。アサイナブルボタンに
“Video Signal Monitor”をアサインすることにより3つのモニターと表示オフを切り替えることができます。

11. DVF-EL100とL700でのFalseカラー機能
Falseカラー機能を使用することにより、簡単に適正絞りをセッティングすることができます。この機能はS-Log2ガンマ選択時
(Customモード時)、S-Log2MLUT選択時(CineEIモード時)に使用することができます。VFのスペアボタンを押すことにより以下の
該当輝度が6色で表示されます。
本機能を使用するにはDVF-EL100/L700をファームウェアV1.1にアップデートする必要があります。本アップデートはサービスに
よるアップデート作業が必要です。
また、アップデートされたDVF-EL100/L700はV2.0にアップデートされたF55でのみ使用可能です。それ以下のファームウェアが
実装されたF55に装着するとVFは起動しません。ご注意ください。

12. ユーザーボックスマーカーの追加
ユーザーボックスマーカーを追加しました。任意にボックスマーカーの位置とサイズを決めることができます。

13. フォーカスアシストインジケーター
画角中心部分のフォーカス合わせをアシストする、フォーカスアシストインジケーターを追加しました。

14. フリッカー軽減機能
蛍光灯下やその他環境で発生するフリッカーを軽減する機能を追加しました。

15. 4つのSDIを同時出力
SDI2出力にSDI1出力と同じ信号を、SDI4にSDI3と同じ信号を同時に出力することが可能になりました。

16. SDI3/4とTEST OUTよりSD信号を出力
SDI3/4よりSD SDI出力を、TEST OUTよりアナログコンポジット信号の選択が可能になりました。

17. SDI出力とHDMIコネクタより3840 x 2160p出力
Custom Mode,Rec FormatがXAVC 4K時、SDI出力とHDMIコネクタから3840 x 2160pを選択可能になりました。
レターボックスとエッジクロップの選択が可能です。

18. 4K/QFHD出力として2サンプルインターリーブ方式出力の追加
4KとQFHD出力時に今までのスクエア方式に加えて2サンプルインターリーブ方式を選択可能です。

19.SxSメモリーへの収録素材に対するRec Review機能
アサイナブルボタンよりSxSメモリー収録素材のレックレビューが可能になりました。

20. Fujifilm社製 Fujinon Light Weight Zoom Series(ZKシリーズ)レンズとソニー製SCL-Z18x140の対応
Fujifilm社製のZKシリーズズームレンズに対応しました。F55のPLレンズマウント部に接続するだけでホットシュー経由
(Type C)にて、レンズ情報をF55で読み込むとともに、レンズ側のレックトリガーやズームレバーの制御、RMコントローラー
からのアイリスコントロールが可能になりました。またソニー製SCL-Z18x140ズームレンズにも対応。F55/F5のFZレンズマウント
に接続することで、アイリスコントロールに加えてズームコントロールもRM-Bシリーズから可能になりました。(ズームコント
ロールはRM-B170のみ)

21. ユーザーガンマへの対応
CvpFileEditor V4.2で作成されたユーザーガンマをSDカード経由でロードすることができます。作成したユーザーガンマは
SDカード上の「(root)/Private/Sony/PRO/CAMERA/HD_CAM/」に格納してください。

22. R/G/Bでの個別ガンマコントロール
Customモード時、ガンマカテゴリにてSTD選択時、RGBガンマを個別にコントロールすることが可能です。

23.新XQDメモリーカードに対応
新XQDメモリーカード(QD-S64E, QD-S32E and QD-N64)に対応しました。SxSメモリーカードアダプターを使用することにより使用
可能です。各メモリーカードでサポートしているフォーマットは以下の通り。
[QD-S64E/QD-S32E] (2013年11月発売予定)
全コーデック
XAVC 4K, XAVC 2K, XAVC HD, SStP SR file, MPEG
[QD-N64] (2013年11月発売予定)
MPEG のみ

24. SxSメモリーカードとAXSメモリーカードの管理ファイル修復機能
SxSメモリーカードとAXSメモリーカードの管理ファイル修復機能を追加しました。

25. 強制メニュー表示先の変更
メニューボタン押下時に常にメニュー表示する表示先をSDI(sub)とVFで選択可能になりました。

26. ポップアップ表示のオン/オフ切替機能の追加
NDフィルター切替時などに表示されるポップアップ表示のオン/オフを切り替えることが可能です。

27. 中国語メニュー・ワーニング表示の追加
中国語(簡体字)でのメニューと主要ワーニング表示をメニューから切り替えることが可能です。

28. RM-Bカメラコントローラーでのレスポンス改善
カメラコントローラー(RM-B750,170,150)でのコントロールにおいてレスポンスを改善させました。

29. SStPモード時のABBとAPRが実行可能
SStPモード時、ABBとAPRが実行可能になりました。

30. SDI(Main)出力のデフォルトフォーマットを変更
59.94p/50pモード選択時、SDI(Main)のデフォルト出力を1920 x 1080p より 1920x 1080iに変更しました。

31. Lens Interface項目のデフォルトを変更
Lens Interfaceのデフォルト値を”Type C”より“Off”に変更しました。

32. CineEIモード時の記録メディアのデフォルトを変更
CineEIモード時の記録メディアのデフォルトを“AXS & SxS”より“AXS”に変更しました。

33. 記録メディアで“AXS & SxS”選択時、AXSメモリー未挿入時のREC動作変更
記録メディアとして“AXS & SxS”選択時にAXSメモリー未挿入の合、RECボタンを押しても記録がスタートしない仕様に
変更しました。

34. SStPモード時、“メディア内の記録フォーマットとは異なるMain Operation選択時は再生不可“に変更
SStPモード時、メディア内の記録フォーマットとな異なるMain Operation(RGB/YPbPr)選択時は再生不可に仕様を変更しました。

【運用時の注意事項】
1. F55/F5とR5のレックタリーについて
RAWモード時、F55・F5のレックタリー点灯よりも実際の記録は遅れています。F55・F5のレックタリーが先に点灯してしまいますので、
RAWモード時は収録ミスを避けるためR5のタリーを正として運用してください。本現象は10月末リリース予定のV2.1で修正予定です。

2. SxSメモリーを挿入してすぐの素材再生について
SxSメモリーを挿入してすぐ素材を再生したい場合はVFとサブディスプレイのStbyの表示を確認してから再生してください。Stby表示前
に素材を再生すると動作が不安定になる場合があります。本現象は10月末リリース予定のV2.1で修正予定です。

3. システム周波数と記録フォーマット変更時について
システム周波数と記録フォーマット変更後、稀にメニュー動作が遅くなったりSDI出力が機能しない現象が確認されています。
この様な現象に遭遇した場合はF55/F5の電源を一度オフして再起動下さい。本現象は10月末リリース予定のV2.1で修正予定です。

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